
最近の日記
日記のバックナンバー |
| 2005.01.25 |
■クルミ割り人形
去年の11月に右下の親知らずと大臼歯を抜いたですが、昨日の24日の夜中から抜いたところがすさまじく痛み始め、もう口の中だけではなく、喉やあごや顔の右半分や、頭まで痛み出して結局一睡もできませんでちた。死にたくなるほど痛かったです。 翌日歯医者で、左の親知らずを右下の大臼歯のあったところに入れ替えるという治療をするはずだったですが、予定を変更して原因を探して治療することになりました。 原因は右奥から3番目の歯がひどい虫歯になっていたためでちた。その歯の神経を取ることになって麻酔をかけて歯を削りだしたですが、あまりにも虫歯が進行していて麻酔効きませんでした。痛いなんてもんじゃなかったです。 だもんで神経に直接注射で麻酔したですが、これがまた痛くて、全身が痙攣してしまいました。看護婦さんあきれてました。 「マラソンマン」というジョン・シュレシンジャー監督の映画があったですが、主人公のダスティン・ホフマンがローレンス・オリビエ扮する元ナチの軍医に痛くも無い歯を削られて、神経をぐちゅぐちゅされるという拷問にあっておりました。あたしなんかもうなんでも白状しちゃいます。おかあさんの貯金箱から500円盗んでタバコとポテチを買いました。あと、こないだマクドナルドに行ったとき、食べた後おかたづけしないででてきたのはわたしです。 治療後の歯を鏡で見てみると、上のギザギザした部分がなくなってまっ平らになっておりました。 「わしゃくるみ割り人形かいっ!」と心の中で突っ込んでおりまいた。がちがち。
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| 2005.01.23 |
■「夕凪の街 桜の国」こうの史代
「夕凪の街 桜の国」こうの史代 双葉社
「映画秘宝」2005年1月号に作者のインタビューが掲載されており、今日、梅田の書店で探して買ってきました。
「夕凪の街」を地下鉄の中で読んでしまい、泣きそうになり慌てて次の駅で降りました。 帰り道、歩きながら涙が出てきて仕方が無かったです。
広島への原爆投下から10年後の昭和30年、被爆者女性である平野皆実(みなみ)が原爆の後遺症で死ぬまでの数日間の物語「夕凪の街」。舞台は現代へと移り、皆実の弟、旭(あさひ)の娘七波(ななみ)の小学生時代を描く「桜の国(一)」と、28歳になった七波が近頃怪しげな行動をとるようになった父親を尾行する話「桜の国(二)」の3話で構成されています。
いずれも大上段に原爆の悲劇を詠ったものではなく、やさしい画風の静かな語り口は日常マンガを読むようです。しかしこの作品は、原爆の直接的な威力のみならず、被爆者の「愛する人々を見捨てて自分だけ生き残ってしまった」という罪の意識や、いつ発症するかわからない後遺症の恐怖、そして被爆者差別など、わたしたちが知らんふりをしてきたさまざまな問題を直球で投げかけてきます。わたしたちが「平和」や「生きること」について考える試金石となる作品だと思います。
ちゃんとした形で書評したいのですが、ストーリーの紹介無しにそれをするのが難しいのと、多くの方がこの作品についてBLOGなどで語っておられるので、あたしは特に印象に残っている部分について書きます。
「夕凪の街」で同僚の打越から愛を告白され、それを皆実が受け入れた翌日、皆実の原爆の後遺症が発症します。 体がだるくなり、立つことも食べることも出来なくなり、黒い血を吐きます。ついには目も見えなくなります。意識は混濁し激痛が襲ってくるときのみ意識を取り戻します。 目の見えなくなったあたりから、白コマにネーム(セりフ)のみの描写になり、逆に圧巻です。 数コマの白コマののち皆実の意識に言葉が浮かびます。
『嬉しい?』
『十年経ったけど 原爆を落とした人はわたしを見て 「やった!またひとり殺せた」 とちゃんと思うてくれとる?』
このへんで泣きました。何回読み直してもそのたびに新しい発見のある作品です。
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| 2005.01.22 |
■鬱期再突入
「もう来ないでくれたまい」とか思ってたらやっぱり来てしまった鬱が。わたしはわたしがわからない。
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| 2005.01.16 |
■12時間新世界一周
パルモさんのバナナが黄色いわけで見つけました。 昨年の4月の作品なのでもういろんなとこで話題になってたかも。音楽もアニメもとてもいいです。
http://home.comcast.net/%7Emrartemis/ddautta_play.html
勉強になります。
某おしゃれなショットバー主催の12時間耐久カラオケに参加する。ミナミの某ホテルの一室を借り切っての豪勢な(?)企画。 お金も無いのでせめて地下鉄の終電で難波に向おうと思っていたのに、気付けば地下鉄もJRも電車走ってません。事務所を出て、泣きながらタクシーに乗り込む。
会場に入ると体重130kgのコピーアキラが「プリキュア」の主題歌を熱唱、というか絶叫中。傍らにはピンクのバニースタイルのみなみちゃん(♂体重90kgぐらい)が松田聖子の歌を探している。開始早々いきなり爆撃は始まっていた模様。 地獄図のなか、他のメンバーは笑いすぎて酸欠を起こしている。 わたしもなにやら歌ったが、あの二人の前ではかすみまくり。
朝までなごやかに談笑したり、よごれちゃんたちがいろいろややこしいことをしていたり、リリちゃんの携帯電話を探したりと楽しく過ごす。
朝10時半ごろホテルを出て、ほとんどのメンバーがそのまま新世界に。 なんだか懐かしい感じの喫茶店に入り朝食。4人がけのテーブルに13名が分散して座る。あたしの前にはまたしてもコピーアキラ。ふたりともやきめしを注文する。どうしてデブは唸りながらめしを喰うのだろう?
喫茶店を出て西成を散策した後、フェスティバルゲートへ。日曜だというのに閑散。デルフィンアリーナの前でタイガースマスクが寒そうに呼び込みをしている。 何年かぶりにジェットコースターに乗った。絶叫系に弱いひかちゅうはじゃんけんに負けて無理やり乗せられていた。けっこう怖かった。 カツラが飛んでいってしまったというとちょっと受ける。まだ使えるか、このネタ。
そのあとここには書けない「アンダーグラウンド」な場所に連れて行かれる。あたしは2回目だが、メンバーの中には女の子もいるので終始緊張する。
地下鉄動物園前駅で解散。そのまま地下鉄で家まで帰る。あのジェットコースター、梅田までつながってたらありがたいんだけどとか思う。
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| 2005.01.09 |
■翼をください
毎年「鳥人間コンテスト」があるのなら、毎年「ダメ人間コンテスト」があってもいいのです。 全国から「これは!」という選りすぐりのダメ人間達を琵琶湖に集めます。
琵琶湖の湖面には高い高いやぐらが組んであって、参加者達は次々とてっぺんから突き落とされます。
BGMに”赤い鳥”の「翼をください」が延々流れる中、中空から湖面にスローモーションで落下する、無職やヤ○中やア○中やその他もろもろの落伍者達。
考えただけで感動を抑えられません。
あたしなんか真っ先に突き落とされてますなあ。うむ。
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| 2005.01.02 |
■静かにささやかに
「ふたりのイーダ」(松谷みよ子)読了。 戦時中に家を出たまま帰ってこない小さな女の子を、ずっと現代まで待ち続ける小さな椅子。 かわいく小さなファンタジーの世界を切り裂いて、戦争や原爆への怒りと悲しみが突如浮かび上がってくる。 戦争は終わってもその後遺症は人々を苦しめ、命を奪い続ける。昔の戦争でも今の戦争でもそれは変わりない。 それでも過去から続いてきた生命の河は未来へと静かに流れ、希望の明かりを灯す。 それがどんなに小さくささやかな明かりでも、命あるものはその明かりを道しるべに歩きつづけるしかない。
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| 2005.01.01 |
■寝正月
あけましておめでとうございます。 この日記を読んでいるみなさま(全国で推定5名)、今年もよろしくお願いいたします。 あたしは大掃除もせずに年が明け、ぐったりと寝正月を送っておりまし。
せっかくだから推理小説の古典「黄色い部屋の謎」(ガストン・ルルー。創元推理文庫)を朝から読んでおりました。ありえない状況での完全密室犯罪を、機械的なトリックや超自然、超心理(催眠術含む)に頼らず構築しているのは、さすがに本格推理の教科書扱いされている作品だと思います。 密室の作り上げられた状況(または犯行方法)は必ず論理的に解明されるものでなければならないというのは本格推理の鉄則であると考えます。
本作を読後すぐに思い出したのは故都筑道夫氏の作品です。思わず読者が「それって無理!!」と叫んでしまうような不可能犯罪を「論理のアクロバット」(都筑氏の造語)を駆使して、読者に最も意外な形で、鮮やかに突きつける氏の作品が、いかに本格推理の鉄則を守って作られていたかということを認識いたしました。本格的なパズラーはこうでなくてはいけません。
そうか、だからあたしは人気作家M.Mの推理小説と銘打たれた作品は好きじゃないのか。
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